北アルプス;槍・穂高縦走


槍・穂高縦走 part1
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上高地から槍ヶ岳・穂高連峰へ

kamikouti
写真:冬季の大正池と穂高連峰


日本の名峰:上高地・穂高連峰、槍ヶ岳・・、  

山の魅力について・・、  
山の魅力、山歩きや山登りにおいて・・、

「どうして山に登るのか・・?」、
「そこに山があるから・・」

と答えたのは有名なエピソードで殆どの人が知っているが・・、実は、イギリス人の登山家のジョージ・マロリーがエベレストを指して答えた一語であった。
因みに、マロリーは1924年のイギリス第三次遠征の第二次アタック隊として、登山家のアーヴィンと共にエベレスト山頂に向かったが行方不明となった。

それから75年後、米国のマロリー&アーヴィン捜索隊が1999年に、標高8160メートルに地点で遺体を発見したが、そのときにマロリーが登頂が成功したかどうかは判らないと言われる。

小生の場合・・、
「山って、どこがそんなにいいのですか・・?」
と上(妻)さんに聞かれて、答える代わりに

「そうだ、上高地でも行ってみようか・・!!」

と言って、実際に連れて行ったもんであった。
当日は都合よく好天に恵まれて、周囲の穂高連峰が手に取るように姿を現していた。
そして、自慢たらしく指を指して説明したもんである・・。


「上高地」というところは俗化したとか、何とか云われてもとにかく北アルプスの魅力を代表する景観とムードは失っていない。

やはり依然として日本を代表する山岳観光地、北アルプスのメッカであり、穂高への登山基地なのである。 

次回は、上高地から槍・穂高連峰へ



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上高地―槍―穂高縦走(1)

hotaka
梓川と穂高連峰(右より明神、前穂、奥穂、西穂)


写真:上高地河童橋と残雪の穂高(5月)


上高地から槍ヶ岳へ・・、

槍−穂高連峰は、槍ケ岳から南に延びる岩稜続きの山塊で、大キレットの大きな窪みを隔てて穂高連峰に続いており、今も変わらず厳然と屹立している。 
槍はその南端にあって、名前の如く天に槍をつく形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われる。 尾根は東西南北に派生し、東鎌・西鎌・槍穂高・北鎌の各四稜が抱えており、又、沢も四方に伸ばしていて東南に槍沢、南西に飛騨沢(槍平)、北西に千丈沢、北東に天丈沢の四沢が流れ落ちる。

因みに、「安曇節」に唄われる・・、

『槍で分かれた 梓と高瀬 巡り合うのが 押野崎』

・・と、槍沢は「梓川」、千丈、天丈沢が「高瀬川」となって流れ、行末は「信濃川」となって日本海へ注ぐ。

穂高連峰は北穂高岳から涸沢岳、主峰奥穂高岳と続き、ここから南東に前穂高岳から明神岳が連峰をなし、上高地・涸沢や岳沢に落ち込んでいる。 
南西には西穂高岳やジャンダルンなど急峻な岩峰が連なり、北アルプス唯一の活火山・焼岳へと続く。
又、岩と雪の殿堂とも云われる穂高連峰は、屏風岩や北穂滝谷、前穂東壁など日本有数の岩壁をも有する。 

槍沢や涸沢カールを代表する氷河遺跡は残雪も豊富でお花畑も素晴らしく、槍・穂高への登山道はよく整備されていて、真にアルプス随一の魅力的な山岳地であろう・・!!。



道中記録は次回から・・、      槍・穂2へ

        

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西丹沢・檜洞丸(1970年)
丹沢、山迷記(1970年)
奥秩父・金峰山(1972年)
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